今朝はいつもより早く目が覚めた。
ちいさく規則的な寝息がすぐ隣にある。
とても幸せそうに無心の笑みをうかべ眠る
佳子を見ていると、なんだか不思議な気持ちだ。

…おかしいな。想像と全然違うじゃないか。
セックスっていうのはもっと荒々しくて、
本能的で、欲求を満たすためのものだと
思っていたのに……

眠りを邪魔しないようそっとベッドを抜け出し、
俺は佳子のために朝食の支度をすることにした。

パン二枚は多かったかな…
まあいいか。残ったら俺がもらおう。



「やだ………うそ………」

保健の教科書で見たのとおなじだ。
あたし…
あたしも結婚しなくちゃいけないの?
そんなの、いやだよ…!!
どうしよう。
そんなにながいあいだ隠せるわけなんてない。
かえのパンツがへってるの、お父さんも
おかしくおもってるみたいだし……

おうち…帰れないよ………
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